坐骨神経痛|西荻窪駅・久我山駅|すぎなみ脳神経外科・しびれ・頭痛クリニック

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坐骨神経痛

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坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)とは

坐骨神経痛

坐骨神経は、単独の神経ではなく、腰の中を通っている神経が、腰を出て足に向かう途中で、数本集まり、一本の太い神経になります。この太い神経を坐骨神経といいます。この坐骨神経が、何らかの原因によって障害を受けてしまうと、坐骨神経痛を引き起こします。坐骨神経痛は、お尻から太ももの外側にかけての痛みです。
当院では、坐骨神経痛の原因を適切に診断し、最適な治療を行います。受診当日にCTもしくはMRIを撮影可能ですので、坐骨神経痛でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

坐骨神経痛

坐骨神経痛

坐骨神経痛をきたす疾患

坐骨神経痛をきたす代表的な疾患は以下の3つです

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア(ようついついかんばんヘルニア)

椎間板は、骨と骨のクッションの役割をしています。腰椎椎間板ヘルニアでは、このクッションが、本来あるべきところに収まらず、神経側に飛び出してしまい、神経が圧迫されて、急激な腰痛や坐骨神経痛をきたします。レントゲンでは、椎間板ヘルニアは写らないので、診断できません。確実な診断にはMRIを取る必要があります。CTでもある程度は診断ができるので、痛みが強く、MRIの撮影の間(20分程度)動かず横になっているのがつらいような時は、短時間で撮影できるCTで代用することがあります。

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)

腰部脊柱管狭窄症は、腰の脊柱管という神経の通り道が狭くなり、中の腰の神経が圧迫される疾患で、坐骨神経痛をきたすことも少なくありません。足の症状がなく、腰痛のみで発症することがあります。診断には、ヘルニアと同様MRIが必須となっております。

梨状筋症候群

梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)

梨状筋(りじょうきん)は、お尻の深いところにある、骨盤と股関節をつなぐ筋肉です。坐骨神経は、腰から出た後、太い束になったら、この梨状筋の下を通って足の方へ向かいます。この梨状筋が硬くなったり、こり固まったりすると、坐骨神経を圧迫し坐骨神経痛を引き起こすことがあります。このような状態を、梨状筋症候群といいます。腰をMRIで調べても異常がないような坐骨神経痛の場合は、梨状筋症候群を疑います。
あと非常に稀ですが、坐骨神経痛をきたすものとして以下のものがあります。

  • 外傷によって坐骨神経痛を直接痛めた場合
  • せぼねの感染症
  • せぼねの腫瘍(腫瘍)
  • 糖尿病